Motion 5 - ディスクで共有する/ディスクイメージを作成する

background image

ディスクで共有する/ディスクイメージを作成する

プロジェクトを標準解像度 DVD または Blu-ray 互換ディスクに書き込めます。
Blu-ray 互換ディスクは次の 2 つの方法で作成できます:

• 青色レーザーメディアに書き込む Blu-ray ディスク対応の外付けオプティカル

ドライブを使用します。

• 標準 DVD 書き込みデバイスと標準赤色レーザーメディアを使って、HD ビデオ

コンテンツとメニューを備える AVCHD ディスクを作成します。AVCHD ディス
クは、AVCHD ディスク対応の Blu-ray プレイヤーで再生できます。

ディスクイメージ(.img)ファイルを作成して、外付けドライブにコピーするこ
ともできます。後で「ディスクユーティリティ」を使って、そのディスクイメー
ジからディスクを複製するか、ディスクイメージを DVD や Blu-ray ディスクメ
ディアに書き込むことができます。

ディスク上のファイルには 30 秒間隔でマーカーが追加されるので、DVD または
Blu-ray プレーヤーのリモコンを使って、次のチャプタや前のチャプタボタンを押
すたびに 30 秒前や 30 秒後にスキップできるようになります。ディスクに記録で
きるマーカーの最大数は、次のようにディスクフォーマットごとに決まっていま
す:

• 標準 DVD: 99

• 標準 Blu-ray: 999

AVCHD: 50

メモ: お使いのコンピュータに「Compressor」がインストールされていれば、
「Compressor へ送信」オプションを使ってプロジェクトを「Compressor」で開
き、プレビューウインドウでチャプタマーカーを追加したりマーカーに名前を付
けることができます。詳しくは、「Compressor」のヘルプを参照してください。

標準解像度 DVD に書き込む、または標準解像度のディスクイメージファイルを
作成するには

1

「共有」>「DVD」と選択します。

2

「出力デバイス」ポップアップメニューで、出力先を選択します。

このメニューには、利用可能なオプティカルドライブやコンピュータのハード
ディスクなど、システムに適した出力デバイスが表示されます。ディスクに書き
込む場合は、オプティカルドライブを選択します。ディスクイメージ(.img)
ファイルを作成して、後で外付けドライブにコピーしたり DVD メディアに書き
込んだりする場合は、「ハード・ドライブ」を選択します。

3

「層」ポップアップメニューで、1 層、2 層どちらのディスクに書き込むかを選
択します。

重要:

1 層ディスクの使用時に「2 層」を選択すると、プロジェクトの長さに

よっては、書き込み中にエラーが発生することがあります。

1584

24

Motion プロジェクトを共有する

background image

4

「ディスクテンプレート」ポップアップメニューから、利用できるテンプレート
を選択します。

5

「タイトル」フィールドにディスクの名前を入力します。

デフォルトでは、ディスクの名前はプロジェクト名です。

6

ディスクをセットしたときの DVD プレイヤーの動作を指定するには、「ディス
ク読み込み時」ポップアップメニューから項目を選択します。

メインメニューを表示するには、「メニューを表示」を選択します。すぐにムー
ビーの再生を開始するには、「ムービーを再生」を選択します。

7

DVD のメニューに背景を追加するには、「追加」ボタンをクリックし、(ディス
ク上のグラフィックスファイルの保存場所に移動して)グラフィックスを選択し
ます。

別の背景に変更するには、消去ボタンをクリックし、再度「追加」をクリックし
ます。

8

選択したテンプレートおよび背景に含まれるメニューのプレビューを表示するに
は、「メインメニュー」をクリックします。ムービーのプレビューを表示するに
は、「プロジェクト」をクリックします。

9

「Motion」固有の追加オプションを指定するには、「レンダリング」をクリック
します。

「レンダリング」パネルで使用できるオプションについて詳しくは、「

共有用の

レンダリングオプション

」を参照してください。

10

バックグラウンドレンダリングを行うには、「詳細」をクリックします。

バックグラウンドレンダリングについて詳しくは、「

バックグラウンドレンダリ

ング

」を参照してください。

11

出力されるファイルの詳細情報を見るには、「概要」をクリックします。

12

「オプション」パネルで、以下のいずれかの操作を行います:

• ディスクに書き込む場合(ディスクイメージは作成しない): 「出力デバイ

ス」ポップアップメニューの右にある取り出しボタンをクリックし、ディスク
書き込みデバイスに空のディスクをセットして、「ディスクを作成」をクリッ
クします。

重要:

書き込み先が 2 層ディスクであっても、それをセットする前に「ディ

スクを作成」をクリックすると「Motion」で 1 層ディスクと認識されます。そ
の結果、ディスクの片面のみが使用され、ビデオの品質も低下します。

• ディスクイメージファイルを作成する場合: 「出力デバイス」ポップアップ

メニューから「ハード・ドライブ」を選択し、「次へ」をクリックしてファイ
ルの名前を入力し、場所を選択して、「保存」をクリックします。

重要:

デフォルトでは、共有機能は、ディスクイメージで 1 層メディアの使

用を想定しており、ビットレートもそれに応じて調整されます。

1585

24

Motion プロジェクトを共有する

background image

レンダリングの進行状況をモニタするには、「Share Monitor」を使います。詳し
くは、「

共有モニタについて

」を参照してください。

Blu-ray または AVCHD ディスクに書き込む/ディスクイメージ Blu-ray ファイル
を作成するには

1

「共有」>「Blu-ray」と選択します。

2

表示されるウインドウで、「出力デバイス」ポップアップメニューからファイル
の出力先を選択します。

このポップアップメニューには、オプティカルドライブやコンピュータのハード
ディスクなど、システムに適した出力デバイスが表示されます。各デバイスは、
対応する出力の種類(Blu-ray または AVCHD)によって識別されます。

ディスクイメージ(.img)ファイルを作成して、後で外付けドライブにコピーし
たり Blu-ray メディアに書き込んだりする場合は、「ハード・ドライブ」を選択
します。

3

「層」ポップアップメニューで、1 層、2 層どちらのディスクに書き込むかを選
択します。

重要:

1 層ディスクの使用時に「2 層」を選択すると、プロジェクトの長さに

よっては、ディスクの書き込み中にエラーが発生することがあります。

4

「ディスクテンプレート」ポップアップメニューからテンプレートを選択しま
す。

5

「タイトル」フィールドにディスクの名前を入力します。

デフォルトでは、ディスクの名前はプロジェクト名です。

6

ディスクをセットしたときの Blu-ray プレイヤーの動作を指定するには、「ディ
スク読み込み時」ポップアップメニューから項目を選択します。

メインメニューを表示するには、「メニューを表示」を選択します。すぐにムー
ビーの再生を開始するには、「ムービーを再生」を選択します。

7

メニューにループムービーボタンを追加するには、「ループムービーボタンを含
める」を選択します。

メモ: このオプションを利用できないディスクテンプレートもあります。

8

選択したテンプレートに含まれるメニューのプレビューを表示するには、「メイ
ンメニュー」をクリックします。ムービーのプレビューを表示するには、「プロ
ジェクト」をクリックします。

9

メニューに背景、ロゴ、タイトルを追加するには、「追加」ボタンをクリック
し、(ディスク上のグラフィックスファイルの保存場所に移動して)グラフィッ
クスを選択します。

別の背景に変更するには、消去ボタンをクリックし、再度「追加」をクリックし
ます。

1586

24

Motion プロジェクトを共有する

background image

10

「Motion」固有の追加オプションを指定するには、「レンダリング」をクリック
します。

「レンダリング」パネルで使用できるオプションについて詳しくは、「

共有用の

レンダリングオプション

」を参照してください。

11

バックグラウンドレンダリングを行うには、「詳細」をクリックします。

バックグラウンドレンダリングについて詳しくは、「

バックグラウンドレンダリ

ング

」を参照してください。

12

出力されるファイルの詳細情報を見るには、「概要」をクリックします。

13

「オプション」パネルで、以下のいずれかの操作を行います:

• ディスクに書き込む場合(ディスクイメージは作成しない): 「出力デバイ

ス」ポップアップメニューの右にある取り出しボタンをクリックし、ディスク
書き込みデバイスに空のディスクをセットして、「ディスクを作成」をクリッ
クします。

重要:

書き込み先が 2 層ディスクであっても、それをセットする前に「ディ

スクを作成」をクリックすると「Motion」で 1 層ディスクと認識されます。そ
の結果、ディスクの片面のみが使用され、ビデオの品質も低下します。

• ディスクイメージファイルを作成する場合: 「出力デバイス」ポップアップ

メニューから「ハード・ドライブ(Blu-ray)」を選択し、「次へ」をクリック
してファイルの名前を入力し、場所を選択して、「保存」をクリックします。

重要:

デフォルトでは、共有機能は、ディスクイメージで 1 層メディアの使

用を想定しており、ビットレートもそれに応じて調整されます。

レンダリングの進行状況をモニタするには、「Share Monitor」を使います。詳し
くは、「

共有モニタについて

」を参照してください。

メモ: Blu-ray と AVCHD のメニューは、1080 ラインの縦の解像度で表示するよう
に設定されたディスプレイに最適です。