Motion 5 - 3D 空間でモーションパスを調整する

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3D 空間でモーションパスを調整する

モーションパスは、3D 空間内で調整することもできます。モーションパスを 3D
空間で修正する最も簡単な方法は、カメラをプロジェクトに追加し、修正したカ
メラ表示内でパスを操作する方法です。

3D 空間でモーションパスを調整するには

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プロジェクトにカメラがない場合は、以下のいずれかを実行してカメラを追加し
ます。

• ツールバーの「新規カメラ」ボタンをクリックします。

• 「オブジェクト」>「新規カメラ」と選択します(または、Command + Option

+ C キーを押します)。

メモ: プロジェクトグループの中に 3D に設定されているグループが 1 つもな
い場合は、2D のグループを 3D のグループに切り替えるかどうかを尋ねるダイ
アログが表示されます。「3D に切り替え」をクリックすると、カメラをグルー
プに適用できます。

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以下のいずれかの操作を行います:

• キャンバスの左上角にある「カメラ」ポップアップメニューからカメラ表示を

選択します(デフォルトオプションは、「アクティブカメラ」になっていま
す)。この例では、「上」表示を使います。

• 「アクティブカメラ」表示(またはその他の表示)が選択されている状態で、

「周回」ツール(キャンバスの右上角にある 3D 表示ツール内の中央のツール)
を使って、カメラを回転させます。

メモ: カメラが選択されているときに、いずれかの 3D 表示ツールを使用する
と、カメラの表示だけでなく、カメラそのものも移動します。

カメラ表示によっては、パス上のオブジェクトが見えない場合があります。た
とえば、オブジェクトが X または Y 空間で回転していない状態で「上」表示に
すると、カメラはオブジェクトを真上から垂直(Y 軸方向)に見下ろすことに
なります。この状態でも、モーションパスとそのポイントは、「モーションパ
ス」ビヘイビアが選択されている限り表示されます。

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ビヘイビアを使う

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次のイメージに示すように、モーションパスは上から見ると平らに表示されま
す。この時点では、オブジェクトは X と Y 空間でしか移動しません。

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コントロールポイントを上下にドラッグして、オブジェクトを Z 空間で移動しま
す。

次のイメージに示すように、パスは平らではなくなります。このオブジェクト
は、X、Y、および Z 空間で移動できます。

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ビヘイビアを使う

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メモ: モーションパスのオンスクリーンコントロールは、すべてのカメラ表示で
使用できます。

コントロールポイントの位置を特定の値で指定したいときは、「モーションパ
ス」ビヘイビアパラメータで「コントロールポイント」の開閉用三角ボタンをク
リックします。最初の値フィールドは X 値を、2 番目の値フィールドは Y 値を、
3 番目の値フィールドは Z 値を示します。

4

カメラ表示をリセットするには、以下のいずれかの操作を行います:

• 調整に使った 3D 表示ツールをダブルクリックします。たとえば、「周回」ツー

ルを使って現行のカメラを回転させた場合は、「周回」ツールをダブルクリッ
クすると、カメラがリセットされます。

• デフォルトのカメラ表示(「上」、「右」、「左」など)を選択した場合(そ

れに修正を加えた場合も)、「カメラ」メニューから「アクティブカメラ」を
選択するか、「表示」>「3D 表示」>「アクティブカメラ」と選択します。

• カメラが選択されている状態で、「情報」インスペクタで「リセット」ボタン

をクリックします。