Motion 5 - アニメーションカーブを保存する

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アニメーションカーブを保存する

アニメーションカーブは、「ライブラリ」内のフォルダ(「よく使う項目」カテ
ゴリなど)に保存することができます。また、カテゴリ内にフォルダを作成する
こともできます。アニメーションカーブを「ライブラリ」に置くと、プロジェク
ト内のオブジェクトに追加できます。「ライブラリ」に保存したアニメーション
カーブは、カスタムアイコンで表示されます。

メモ: 「ライブラリ」内に保存された項目は、Finder では「.molo」拡張子
(「Motion Library object」)が付いたファイルになります。これらの項目を、
Finder から開くことはできません。

複数のカーブを 1 つのファイルまたは複数のファイルとして「ライブラリ」に保
存できます。たとえば、複数のカーブを使用するアニメーションを作成して、ア
ニメーションの累積エフェクトを保存する場合は、すべてのカーブを 1 つの項目
として「ライブラリ」に保存できます。

アニメーションカーブを「コンテンツ」カテゴリに保存することもできますが、
一般的には、使用頻度の高い項目は「よく使う項目」カテゴリに保存することを
お勧めします。「Motion」の「ライブラリ」カテゴリの中には、膨大な数の項目
が含まれているものもあり、このような場合、「よく使う項目」や「よく使う項
目メニュー」を利用すれば項目を見つけるのに要する時間を節約できます。「よ
く使う項目」カテゴリに追加のフォルダを作成して、カスタム項目を整理するこ
とができます。

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キーフレームとカーブ

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また、「よく使う項目」、「よく使う項目メニュー」、または「コンテンツ」な
どの既存のカテゴリ内にフォルダを作成することもできます。「コンテンツ」カ
テゴリで作成したフォルダは、「ライブラリ」サイドバーに表示されます。サブ
カテゴリ(「基本モーション」など)で作成したフォルダは、サイドバーではな
く「ライブラリ」スタックに表示されます。ライブラリでのフォルダの作成につ
いて詳しくは、「

カスタムのビヘイビアを保存する/共有する

」を参照してくだ

さい。

「よく使う項目メニュー」カテゴリに保存したアニメーションカーブは、「よく
使う項目メニュー」を使ってオブジェクトに適用できます。

アニメーションカーブを「ライブラリ」に保存するには

1

「ライブラリ」を開き、「よく使う項目」または「よく使う項目メニュー」のカ
テゴリを選択します。

2

キーフレームエディタのパラメータリストから保存するアニメーションカーブの
パラメータ名をライブラリの下のスタックにドラッグします。

アニメーションカーブを保存すると、「/ユーザ/<ユーザ名>/ライブラ
リ/Application Support//Motion/Library/」内の「よく使う項目」フォルダまたは
「よく使う項目メニュー」フォルダに保存されます。

メモ: アニメーションカーブを別のサブカテゴリ(「グロー」(フィルタ)な
ど)にドラッグすると、カーブは「コンテンツ」カテゴリに置かれ、「コンテン
ツ」カテゴリがアクティブになります。

複数のアニメーションカーブを「ライブラリ」に保存するには

1

「ライブラリ」を開いて、「コンテンツ」、「よく使う項目」、または「よく使
う項目メニュー」のカテゴリを選択します。

2

キーフレームエディタのパラメータリストで、保存するアニメーションカーブを
選択して、スタックにドラッグし、マウスボタンを押したままにします。

3

ドロップメニューが表示されたら、「1 ファイルで全部」または「複数ファイ
ル」を選択します。

「1 ファイルで全部」を選択すると、アニメーションカーブがまとめて保存さ
れ、「ライブラリ」に 1 つの項目としてリスト表示されます。「複数ファイル」
を選択すると、カーブが個々の項目として「ライブラリ」に保存されます。

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ファイルに名前を付けるには、以下のいずれかの操作を行います:

• 「ライブラリ」スタックで Control キーを押しながらファイルをクリックして、

ショートカットメニューから「名称変更」を選択して、内容を示す名前を入力
します。

• アイコンを選択し、名前をクリックして内容を示す名前を入力します。

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キーフレームとカーブ

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メモ: 「ライブラリ」スタックでアニメーションカーブのアイコンをクリックす
ると、「説明を編集」ショートカットメニューを使用できるようになります。こ
れは、「ライブラリ」に保存した項目について注釈を独自に入力できる手軽な
ツールです。「説明を編集」を選択してからテキストフィールドに注釈を入力
し、「OK」をクリックします。