Motion 5 - 「キーフレーム編集ツール」を使う

background image

「キーフレーム編集ツール」を使う

以下の一連の手順を使用するには、「キーフレーム編集」ツール(「キーフレー
ムエディタ」パラメータリストの上にあります)を選択します。

キーフレームを追加するには

µ

キーフレームを再生ヘッドの位置に追加するには、アニメーションメニューから
「キーフレームを追加」を選択します。

既存のアニメーションカーブにキーフレームを追加するには

µ

アニメーションカーブをダブルクリックするか、Option キーを押しながらクリッ
クします。

キーフレームを追加したときに作成されるカーブは、そのカーブの残りの部分で
使用される補間方法に設定されます。たとえば、位置チャンネルはデフォルトで
ベジェカーブを使用するため、新しいキーフレームはベジェキーフレームとして
追加されます。補間方法について詳しくは、「

カーブを変更する

」を参照してく

ださい。

アニメーションカーブにキーフレームを追加して値を調整するには

µ

Option キーを押しながらカーブセグメントをドラッグします。

そのセグメントにキーフレームが追加され、キーフレームをドラッグするとその
値が表示されます。

キーフレームの値を変更するには
以下のいずれかの操作を行います:

µ

キーフレームのパラメータ値を変更するには、グラフ領域で、キーフレームを Y
軸(上下)に沿ってドラッグします。時間上の位置を変更するには、X 軸(左
右)に沿ってドラッグします。

697

12

キーフレームとカーブ

background image

Shift キーを押しながらドラッグすると、移動を一方の軸に制限されます。

ヒント: 「Motion」環境設定ウインドウの「時間」パネルの「キーフレームエディ
タでキーフレームの時間をロック」をオンにすることで、キーフレームを Y 軸に
制限することもできます。

グラフでキーフレームをドラッグすると、キーフレームの位置と値を示す数字が
表示されます。最初の数字はフレーム番号(またはタイムコード番号)で、2 番
目の数字はパラメータ値です。

Frame number

Keyframe value

2 つのフレームを X 軸に沿って近づけるようにドラッグすると、それぞれの値は
すばやく変化します。遠ざけるようにドラッグすると、ゆっくりと変化します。

µ

変更するキーフレームをダブルクリックし、値を値フィールドに入力して、Return
キーを押します。

Current frame

Keyframe value

698

12

キーフレームとカーブ

background image

これにより、Y 軸(上下)に沿ってキーフレームの値が変更されます。

メモ: 変更を行わずにアクティブな値フィールドを出るには、Esc キーを押しま
す。

µ

パラメータリストの値スライダ内をドラッグします。

• 右側にドラッグすると、Y 軸に沿ってキーフレームの値が大きくなります。

• 左側にドラッグすると、Y 軸に沿ってキーフレームの値が小さくなります。

• Shift キーを押しながらドラッグすると、値が 10 ずつ変化します。

• Option キーを押しながらドラッグすると、値が .01 ずつ変化します。

キーフレームを特定のフレーム数だけ時間的に移動するには

1

キーフレームを選択します。

2

以下のいずれかの操作を行います:

• 選択したキーフレームを特定のフレームに移動するには: 数値を入力してか

ら Return キーを押します。

• 選択したキーフレームを特定のフレーム数だけ前に移動するには: プラス記

号(+)とフレーム数を入力してから、Return キーを押します。

• 選択したキーフレームを特定のフレーム数だけ後ろに移動するには: マイナ

ス記号(-)とフレーム数を入力してから、Return キーを押します。

キーフレームを削除するには
以下のいずれかの操作を行います:

µ

キーフレームを選択し、Delete キーを押します。

メモ: ドラッグによって複数のキーフレームを選択できます。

µ

Control キーを押しながらキーフレームをクリックし、ショートカットメニュー
の「削除」を選択します。

µ

キーフレームに移動し、パラメータのアニメーションメニューから「キーフレー
ムを削除」を選択します。

699

12

キーフレームとカーブ

background image

パラメータのすべてのキーフレームを削除するには

µ

パラメータリストのアニメーションメニューをクリックし、「パラメータをリ
セット」を選択します。

メモ: 「インスペクタ」のアニメーションメニューも使用できます。

グラフからは、キーフレームを変更できるほか、キーフレームの追加や削除も実
行できます。