Compressor を使って書き出す
「共有」メニューのオプションは、よくある状況で適切に動作するという結果が
得られるように構成されています。とはいえ、設定を調整する必要のある場合も
考えられます。「Motion」と連携するプロ仕様のトランスコーディングアプリ
ケーション「Compressor」は、メディア変換仕様とエンコーディングワークフ
ローをきわめて詳細に制御できます。
重要:
「Compressor」は別売です。
「Compressor」は次のように利用できます:
• 「Compressor」がインストールされている場合: 「共有」>「Compressor へ送
信」と選択してプロジェクトを「Compressor」に送信すれば、「Compressor」
が提供する出力カスタマイズ用のオプションを利用できます。
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第 24 章
Motion プロジェクトを共有する
• 「Compressor」がインストールされているか、Compressor 設定を自分のコン
ピュータにコピーしている場合: 「共有」>「Compressor 設定を使って書き
出す」と選択して、「Motion」で「Compressor」の設定(Apple が定義した設
定またはユーザが作成したカスタム設定)を適用できます。この方法でプロ
ジェクトを書き出すと、プロジェクトを「Compressor」で開かなくても
「Compressor」の設定を使ってプロジェクトをレンダリングできます。
「Compressor」の設定を選択するたびに、レンダリングするプロジェクトの
バージョンが追加されていきます。設定を選択した後、プロジェクトはバック
グラウンドでレンダリングされます。
プロジェクトを「Compressor」に送信するには
1
「共有」>「Compressor へ送信」と選択します。
「Compressor」が開き、プロジェクトが、ジョブのリストである新しいバッチに
追加されます。(ジョブとは、レンダリング時に適用されるプロジェクト設定を
持つメディアまたはプロジェクトファイルのことです。)
2
「設定」ウインドウから設定をバッチウインドウ内のジョブにドラッグし、「実
行」をクリックします。
ジョブの構成と設定について詳しくは、「Compressor」のヘルプを参照してくだ
さい。
プロジェクトを「Compressor」の設定を使って書き出すには
1
「共有」>「Compressor 設定を使って書き出す」と選択します。
2
表示される「共有」ウインドウから設定を選択します。
設定は種類ごとに分類されてフォルダに入ります。
3
「タイムライン」にイン点とアウト点を設定している場合は、「継続時間」ポッ
プアップメニューを使って、シーケンス自体を書き出すのかイン点とアウト点の
間の部分を書き出すのかを指定します。
4
書き出したファイルを自動的に開くには、「アプリケーションで開く」を選択し
ます。
5
バックグラウンドレンダリングを使用するかどうかを選択するには、「詳細」を
クリックします。
バックグラウンドレンダリングについて詳しくは、「
バックグラウンドレンダリ
ング
」を参照してください。
6
出力されるファイルの詳細情報を見るには、「概要」をクリックします。
7
「次へ」をクリックします。
8
ファイル名を入力し、出力ファイルの場所を選択して「保存」をクリックしま
す。
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第 24 章
Motion プロジェクトを共有する
「Share Monitor」ウインドウが開き、バックグラウンドでレンダリングが開始さ
れ、進行状況バーに残り時間が表示されます。詳しくは、「
共有モニタについ
て
」を参照してください。