共有モニタについて
「共有」メニューオプションを使ってプロジェクトを公開または書き出すと
(「ムービーを書き出す」、「選択範囲をムービーに書き出す」、および「現在
のフレームを保存」を除く)、Dock に「Share Monitor」アプリケーションが開き
ます。
メモ: 「ムービーを書き出す」、「選択範囲をムービーに書き出す」、および
「現在のフレームを保存」コマンドはフォアグラウンドでレンダリングを行いま
す。これらのコマンドでバックグラウンドレンダリングは使用できません。
「Share Monitor」アイコンをクリックすると、出力ファイルを作成中のレンダリ
ング処理の進行状況をモニタできます。アイコンに表示される数字は、レンダリ
ング中のファイルの数です。レンダリング処理中に問題が発生すると、「Share
Monitor」アイコンが Dock 内でジャンプします。
「Share Monitor」の使いかたについて詳しくは、「Share Monitor」のヘルプを参
照してください。
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第 24 章
Motion プロジェクトを共有する
一部の操作および特定のフィルタまたはマスクを適用することによって、グルー
プが
ラスタライズされます。グループをラスタライズするとビットマップイメー
ジに変換されます。これは、ラスタライズされたグループとプロジェクト内のほ
かのオブジェクトとの相互作用に影響します。
この付録では以下の内容について説明します:
•
グループとラスタライズ
(ページ 1603)
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テキストとラスタライズ
(ページ 1606)
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シェイプとラスタライズ
(ページ 1608)
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パーティクル、リプリケータとラスタライズ
(ページ 1608)
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フィルタとラスタライズ
(ページ 1612)
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シャドウとラスタライズ
(ページ 1614)
グループとラスタライズ
ラスタライズが 2D/3D グループに与える影響はそれぞれ異なります。2D グルー
プがラスタライズされた場合、グループ内のオブジェクトに適用されていたブレ
ンドモードはグループ外のオブジェクトに対しては効果がなくなります。3D グ
ループがラスタライズされた場合、グループ全体がグループ外のオブジェクトと
交差しなくなります。ラスタライズされた 3D のグループは 1 つのオブジェクト
として扱われ、プロジェクトで合成されるときに深度の順序ではなく「レイヤー」
リストでのレイヤーの順序が使用されます。
レイヤーの順番と奥行きの順番の違いについて詳しくは、「
レイヤーの順番と深
度
」を参照してください。
メモ: グループをラスタライズしても、プロジェクト内のカメラとライトはラス
タライズされたグループ内のオブジェクトと引き続き相互に作用します。
重要:
平坦化した 3D グループのライティングは、ラスタライズされているかど
うかにかかわらず、そのグループの境界線を超えることはありません。
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