Motion 5 - 「キーフレームエディタ」のコントロール

• アクティブ： 変更中のパラメータのみが表示されます。このオプションを選

択した場合、オブジェクトを（キャンバス、「インスペクタ」、または HUD
で）変更していない限り、「キーフレームエディタ」には何も表示されませ
ん。たとえば、「アクティブ」を選択している状態で、キャンバスのあちこち
にオブジェクトを移動すると、X および Y 位置のパラメータとカーブが表示さ
れます。

• 位置： 選択したオブジェクトの位置パラメータのみが表示されます。

• 回転： 選択したオブジェクトの回転パラメータのみが表示されます。

• 調整： 選択したオブジェクトの調整パラメータのみが表示されます。

• シアー： 選択したオブジェクトのシアーパラメータのみが表示されます。

• アンカーポイント： 選択したオブジェクトのアンカーポイントパラメータの

みが表示されます。

• 不透明度： 選択したオブジェクトの不透明度パラメータのみが表示されます。

• リタイミング： 選択したオブジェクトの「リタイミング値」パラメータのみ

が表示されます。このパラメータは、「情報」インスペクタの「タイミング」
コントロールで、「時間のリマップ」が「可変速度」に設定されている場合の
み、「キーフレームエディタ」に表示されます。

• 新規カーブセット： カスタム・カーブ・セットを作成できます。

• カーブセットを管理： カスタム・カーブ・セットの管理（削除、複製など）

ができます。

メモ: カーブセットの使いかたの詳細については、「

カスタムのパラメータセッ

ト

」を参照してください。

キーフレーム編集ツール：

「キーフレームエディタ」でキーフレームとカーブ

を編集するためのツールが 3 つあります。これらのツールはパラメータリストの
上にあります。これらのツールの使いかたの詳細については、「

キーフレームを

変更する

」を参照してください。

Sketch

Edit

Transform

• キーフレーム編集ツール： キーフレームを選択および編集するときに使用し

ます。

• キーフレーム・スケッチ・ツール： キーフレームのあるカーブを描くときに

使用します。カーブをスケッチできるようにするには、パラメータがアクティ
ブになっていて（チェックボックスが選択されている）、リストで選択されて
いる必要があります。

132

第 2 章

Motion のインターフェイス

• キーフレーム変形ツール： キーフレームを囲む選択ボックスをドラッグして、

選択したキーフレームを操作するときに使用します。

パラメータリスト：

「キーフレームエディタ」のパラメータリストには、以下

のコントロールと機能が表示されます：

• アクティブ化チェックボックス： キーフレームグラフでのパラメータの表示

／非表示を切り替えます。オブジェクト名の横のアクティブ化チェックボック
スを使用すると、そのオブジェクトのすべてのパラメータをオンまたはオフに
します。ただし、これは表示目的のみで、オブジェクトのアニメーションには
影響しません。

• 名前： 選択したオブジェクトとそのパラメータの名前を一覧で表示します。

• 値： 再生ヘッドの位置のパラメータ値を示します。キーフレーム値を設定す

るには、値のフィールドでドラッグするか、フィールドをダブルクリックして
新しい値を入力します。詳細については、「

キーフレームを変更する

」を参照

してください。

• キーフレームの追加／削除ボタン： キーフレームの記録（「記録」ボタン）

の状況に関係なく、キーフレームを追加または削除できます。このボタンをク
リックすると、1 つのキーフレームが追加されます。現在の再生ヘッド位置に
そのパラメータのキーフレームがすでに存在する場合は、このボタンをクリッ
クするとキーフレームが削除されます。

• アニメーションメニュー： そのパラメータのアニメーションとキーフレーム

の属性を制御できるポップアップメニューが表示されます。このメニューを開
くには、変更するパラメータの行にポインタを置きます。下向きの矢印が表示
されたら、それをクリックしてメニューを開きます。このメニューには以下の
項目があります：

• アニメーションを有効にする／アニメーションを無効にする： パラメータ

のキーフレームを有効または無効にします。このメニュー項目は、パラメー
タにキーフレームが適用されるまで使用できません。パラメータにアニメー
ションが適用されると、このメニュー項目は「アニメーションを無効にす
る」になります。「アニメーションを無効にする」を選択すると、設定した
キーフレームが表示されなくなり、パラメータはデフォルト値に戻ります。
ただし、キーフレームは破棄されるわけではありません。「アニメーション
を有効にする」をもう一度選択すると、パラメータは最後にキーフレームが
設定された状態に戻ります。

• パラメータをリセット： このパラメータのキーフレームと設定を削除しま

す。パラメータ値は、デフォルト値にリセットされます。

• キーフレームを追加： 現在のフレームにキーフレームを追加します。キー

フレームが追加されているフレームに再生ヘッドがある場合、このメニュー
項目は使用できません。「記録」ボタンの状況に関係なく、現在の再生ヘッ
ドの位置にあるオブジェクトで最後に修正されたパラメータに自動的に追加
されます。

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第 2 章

Motion のインターフェイス

• キーフレームを削除： 現在のキーフレームを削除します。「キーフレーム

を削除」コマンドは、キーフレームがあるフレームに再生ヘッドがある場合
のみ使用できます。Control キーを押しながらキーフレームをクリックして
ショートカットメニューから「削除」を選択するか、キーフレームを選択し
て Delete キーを押すこともできます。

• 前のキーフレーム： このパラメータの前のキーフレームに再生ヘッドを移

動します。「前のキーフレーム」コマンドは、プロジェクト内で前にキーフ
レームがある場合のみ使用できます。Option ＋ K キーを押して、次のキーフ
レームに進むこともできます。

• 次のキーフレーム： このパラメータの次のキーフレームに再生ヘッドを移

動します。「次のキーフレーム」コマンドは、プロジェクト内で後ろにキー
フレームがある場合のみ使用できます。Shift ＋ K キーを押して、次のキーフ
レームに進むこともできます。

• 補間： パラメータにカーブの種類を設定します。補間方法の例については、

「

カーブを変更する

」の表を参照してください。

• 最初のキーフレームの前： パラメータの最初のキーフレームの前にアニメー

ションを定義します。これを補外と呼んでいます。補外方法の例について
は、「

補外

」を参照してください。

• 最後のキーフレームの後： パラメータの最後のキーフレームの後にアニメー

ションを定義します。これを補外と呼んでいます。補外方法の例について
は、「

補外

」を参照してください。

• パラメータをロック／パラメータをロック解除： パラメータがこれ以上変

更されないようにロックします。パラメータがロックされていると、キーフ
レームとカーブのどちらも調整できなくなります。

• キーフレームを間引く： 選択されているパラメータに間引きアルゴリズム

を適用して、カーブの形状をほぼ同じに保ったまま、キーフレームの数を減
らします。キーフレームの間引きの詳細については、「

キーフレームの間引

き

」を参照してください。

• カーブのスナップショットに設定： 選択されているカーブで行ったキーフ

レームの変更を、最新のスナップショットまで戻します。このメニュー項目
は、「カーブのスナップショットを撮って表示」ボタンが有効になっている
場合にのみ使用可能です。詳しくは、「

「キーフレームエディタ」のコント

ロールボタン

」および「

カーブのスナップショット

」を参照してください。

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第 2 章

Motion のインターフェイス