Motion 5 - 3D 変形の HUD に表示されるコントロール

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3D 変形の HUD に表示されるコントロール

オンスクリーンコントロールに加えて、HUD に 3D 空間のオブジェクトを変形す
る別の方法があります。一連のグラフィカル変形コントロールを使う方法です。

Drag to move along X
and Z axes.

Drag to move along X
and Y axes.

Choose an axis type.

Drag to move along Z axis.

移動:

HUD の「移動」セクションにある 3 つのコントロールでは、選択したオ

ブジェクトを同時に 1 つまたは複数の座標軸に沿って移動できます。「移動」コ
ントロールの内側をドラッグすると、キャンバス内のオブジェクトの対応パラ
メータ値が変化します。

Z 軸方向の移動: ここをドラッグすると、選択したオブジェクトが Z 軸に沿っ

て移動します。右にドラッグすると Z の値が減り(オブジェクトが遠ざかり)、
左にドラッグすると Z 値が増えます(オブジェクトが近づきます)。Command
キーを押しながらドラッグすると、移動と同時にオブジェクトが縮小/拡大さ
れ、カメラとの相対的サイズを維持します。

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3D 合成

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X および Y 軸方向の移動: ここをドラッグすると、オブジェクトが X 軸と Y 軸

に沿って移動します。左右にドラッグすると、X の値が加算または減算されま
す。上下にドラッグすると、Y の値が加算または減算されます。このコント
ロールでの操作は、キャンバス内で 2D オブジェクトをドラッグするのと同じ
です。Command キーを押しながらドラッグすれば、ドラッグを開始したとき
の方向に動きが制限されます。

X および Z 軸方向の移動: ここをドラッグすると、オブジェクトが X 軸と Z 軸

に沿って移動します。左右にドラッグすると、X の値が加算または減算されま
す。上下にドラッグすると、Z の値が加算または減算されます。Command キー
を押しながらドラッグすれば、ドラッグを開始したときの方向に動きが制限さ
れます。

ヒント: 「インスペクタ」での操作同様、HUD で Shift キーを押しながらドラッ
グすれば、変化が大きくなります。また、Option キーを押しながらドラッグす
れば、変化が小さくなります。

回転と調整:

HUD にあるその他の 2 つのドラッグコントロールでは、キャンバ

ス内で選択したオブジェクトの回転と調整ができます:

XYZ 軸方向の回転: ここをドラッグすると、オブジェクトがすべての軸を中心

に回転します。原点を始点に、上下にドラッグすれば、オブジェクトが X 軸を
中心に回転します。左右にドラッグすると、オブジェクトが Y 軸を中心に回転
します。

Z 軸のみを中心に回転させるには、Command キーを押しながらドラッグしま
す。

• 調整: ここをドラッグすると、キャンバス内で選択したオブジェクトが均等

に縮小/拡大されます。右または上(あるいはその両方)にドラッグすると、
「調整」の値が上がります。左または下(あるいはその両方)にドラッグする
と、「調整」の値が下がります。

最初にドラッグした方向と一致する軸のみを基準に縮小/拡大するには、
Command キーを押しながらドラッグします。

調整基準:

HUD の「移動」、「回転」、「調整」コントロールの下にある「調

整基準」ポップアップメニューでは、変形で使用する相対座標空間を選択するこ
とができます。「調整基準」ポップアップメニューには、次の 3 つのオプション
があります:

• ローカル軸: デフォルト設定のこのオプションでは、変形のオンスクリーン

コントロールの向きが、オブジェクトのローカル軸と同じになります。

• ワールド軸: このオプションでは、変形のオンスクリーンコントロールの向

きが、キャンバスの 3D グリッドの軸と同じになります。

• 表示軸: このオプションでは、変形のオンスクリーンコントロールの向きが、

現行表示の

表示スペースと同じになります。Z 軸は、表示の視線にそろえられ

ます。表示について詳しくは、「

各種表示

」を参照してください。

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