Motion 5 - レイヤーの順番と深度

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レイヤーの順番と深度

2D の合成では、「レイヤー」リストはレイヤーの順番、つまりキャンバス内で
オブジェクトがどのような順番で重ねられるかを示します。「レイヤー」リスト
の上の方に表示されているオブジェクトは、それより下に表示されているオブ
ジェクトよりもキャンバス内で前方に表示されます。

重要:

2D グループの子もレイヤー順で合成されます。

次の例では、「レイヤー」リストで青の A グループが赤の B グループの上になっ
ており、キャンバスで青のオブジェクトが赤のオブジェクトの上に表示されま
す。

「レイヤー」リストで A グループを B グループの下に移動すると、B グループが
A グループの上に描かれます。

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3D 合成

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「レイヤー」リストには、オブジェクトの

親子(従属)関係も表示されていま

す。「レイヤー」リスト内では、親子関係は、インデント表示と開閉用三角ボタ
ンを使って表示されています。

Parent of B and
Red Box layers

Parent of A and
Blue box layers

Children of Blue A group

Children of Red B group

3D 空間内のオブジェクトの場合、その順番を定義するものは「レイヤー」リス
トだけではありません。深度の並べ替えかたによっては、「レイヤー」リストの
一番下にあるオブジェクトが、現行のカメラとの相対的な位置の関係で、キャン
バス上では一番前方に表示されるということもあります。深度を調整する最も一
般的な方法としては、レイヤーまたはグループの Z 位置を変更するという方法が
あります。

重要:

デフォルトでは、3D グループの子は、深度の順番で合成されます。

上の 3D グループでは、オブジェクトが深度の順番に従って合成されています
が、各オブジェクトの「レイヤー」リスト内での位置は、3D 空間内でのカメラ
との相対的な位置とは連動していません。

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3D 合成

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この例では、「Blue A」グループが「レイヤー」リストでは「Red A」グループよ
りも上に位置していますが、キャンバス内では深度の順番によって「Red A」グ
ループより後方に表示されています。同じことが、「Blue B」グループと「Red
B」グループの関係にも言えます。

2D グループ内での 3D 変形

たとえ 2D グループ内にあっても、3D 変形はすべてのオブジェクトに対して行
うことができます。オブジェクトを任意の軸で回転させたり、任意の軸に沿っ
て移動させたりすることができます。ただし、2D グループ内では、オブジェク
トの順番に深度は考慮されません。3D 空間で位置が重なっていても、オブジェ
クトが互いに交差することはありません。

下の例では、グループ A とグループ B が 3D 空間で同じ位置にあります。しか
し、レイヤーの順序に従うため、グループ A はグループ B と交差しません。

親グループを 3D に変換した場合は、下の例のようにグループ A とグループ B
は交差します。

メモ: 2 つのグループが共面(同じ平面上にある)である場合、オブジェクトの
親が 2D グループと 3D グループのどちらかに関係なく、レイヤーの順番で合成
されます。2D 合成では、すべてのオブジェクトが共面になります。

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3D 合成