座標とオブジェクトの空間内での位置
「Motion」内のオブジェクトの位置も、これらの値で示すことができます。
「Motion」で使用される座標系では、キャンバスの中央が 0, 0, 0 に定義されま
す。オブジェクトを左に移動すると X の値から減算され、右に移動すると X の値
に加算されます。オブジェクトを上に移動すると Y の値に加算され、下に移動す
ると Y の値から減算されます。オブジェクトを前方に移動すると Z の値に加算さ
れ、奥に移動すると Z の値から減算されます。2D シーンと 3D シーンの大きな違
いは、3D シーンでは視点を変えることができるため、オブジェクトを上に移動
したからといって、必ずしも Y の値が増えるわけではない点です。
メモ: 新規プロジェクトでは、キャンバスは Z 軸がまっすぐユーザの方を向いて
いる状態になっています。この向きでは、XY 軸の向きが通常の 2 次元のものと
同じになっていて、それぞれキャンバスの左から右(X)、そして上から下(Y)
にわたっています。
3D の原則
3 次元環境についての説明や表示には、一般的に使用される規則があります。
• オブジェクトの動きは、軸に沿う。
• オブジェクトの回転は、軸を中心とする。
• 各軸は、次のように色分けされる:X は赤、Y は緑、Z は青。
• 正の値の回転は、軸の周囲を反時計回りに回転する。
1396
第 21 章
3D 合成