オブジェクトのライティングパラメータ
ライトの影響を受けるオブジェクトはすべて、シーン内のライトにどのように反
応するかを制御する情報を持っています。これらの情報は、オブジェクトの「情
報」インスペクタにある「ライティング」セクションで調整できます。
シェーディング:
オブジェクトがシーン内のライトにどのように反応するかを
設定できるポップアップメニューです。「オン」に設定した場合、そのオブジェ
クトはライティングされます。「オフ」に設定した場合、そのオブジェクトは
シーンライトを無視します。「継承」(デフォルト)に設定した場合、そのオブ
ジェクトは、親の「シェーディング」値を使用します。
メモ: グループの子(どのくらい深くネストされていてもかまいません)の
「シェーディング」パラメータを「オン」に設定することもできます。その設定
は、子オブジェクトにすでに適用されているグループ設定よりも優先されます。
ハイライト:
ライティングされたオブジェクトにハイライトを表示するかどう
かを制御するチェックボックスです。このパラメータは、「シェーディング」が
「オフ」に設定されている場合は効果がありません。
輝き:
オブジェクトのハイライトをどのくらい強く見せるかを設定するスライ
ダです。値を高くすると、光沢感が増します。「輝き」スライダが表示されない
場合は、「ハイライト」の横にある開閉用三角ボタンをクリックすると表示され
ます。この「輝き」パラメータは、「ハイライト」パラメータの選択が解除され
ている場合は無効です。
特定の効果を出すには、必要に応じてオブジェクトの表面の特性とライティング
のパラメータを微調整します。
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第 21 章
3D 合成