ライトなしの影
ライティングと影はそれぞれ独立して無効にすることができます。ライティング
が無効でも影は表示したままにすることができるため、元のシェーディングなし
の状態のシーンを維持することができます。ライティングをオフにしても、影の
レンダリング方法が変化します。
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第 21 章
3D 合成
シェーディング(ライティングの視覚効果)が無効な場合、影の振る舞いが変わ
ります。影のカラーと不透明度は、影を受けるオブジェクトとの乗算になるので
はなく、影を落とすライトの「インスペクタ」の「ライト」パネルにある「シャ
ドウ」設定によってのみ制御されます。
Shading enabled
Shading disabled
これにより、通常の暗い影から、明るいカラーや白色の影に至るまで、任意のカ
ラーまたは不透明度の影を作成することができます。
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第 21 章
3D 合成
シェーディングは、「表示」>「レンダリングオプション」>「ライティング」
と選択するか、ステータスバーの「レンダリング」ポップアップメニューで「ラ
イティング」を選択することで、グローバルに無効にできます。(メニュー項目
の横にチェックマークがないことを確認してください。)「情報」インスペクタ
にある「ライティング」セクションで、特定のオブジェクトのシェーディングを
無効にすることもできます。ライティング/シェーディングの無効化について詳
しくは、「
ライティングを無効にする
」を参照してください。
Shading disabled globally
Shading disabled on floor object
スポットライトでは、影を有効にしてシェーディングを無効にすると、影が唐突
にカットオフされた奇妙な外見が作成されることがあります。これは影がライト
コーンの範囲を超えたためです。ライトコーンのシェーディング効果はオフであ
るため、影のエッジは不自然に見えます。
このような現象を修正するには、「ライト」インスペクタで「コーン角度」を上
げます。