ブレンドモードを使う
2 つ以上のイメージを結合する方法は、ブレンドモーごとに異なります。ブレン
ドモードは、レイヤーのアルファチャンネルや不透明度のパラメータにも影響し
ます。
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第 7 章
基本的な合成
この章にあげる各ブレンドモードを理解する上で重要なのは、ブレンドモードで
は、イメージの各カラーチャンネル内にあるブライトネスの値を基に、重なり
合ったイメージのカラーが混合されるという点です。すべてのイメージは、赤、
緑、青、およびアルファのチャンネルで構成されています。各チャンネルにはブ
ライトネスの値の範囲が与えられており、そのチャンネルのカラーを使用するイ
メージ内の各ピクセルの強度を定義します。
重なり合ったレイヤーに対する各ブレンドモードのエフェクトは、各レイヤーの
カラーの値の範囲によって変化します。重なり合ったピクセルの赤、緑、青チャ
ンネルが数学的に組み合わせられて、最終的なイメージを生み出します。
これらの値の範囲は、黒、中間の値、または白のように表現できます。これらの
領域を大まかに表すと以下のチャートのようになります。
Blacks
Whites
Midrange color values
たとえば、「乗算」ブレンドモードは、イメージの白の領域が透明になるように
カラーの値をレンダリングします。イメージの黒の領域はそのまま残されます。
すべての中間色の値は半透明になり、カラースケールの明るい方の色は、暗い部
分の色よりも透明度が増します。