ドロップシャドウ
ドロップシャドウは、デフォルトでは、ライトがレイヤーを照らしているかのよ
うにレイヤーの背後に映し出される暗い半透明のオフセットシェイプになりま
す。ドロップシャドウは、適用しているレイヤーと同じサイズです。ただし、ブ
ラーが適用されたドロップシャドウは多少拡大されることがあります。
ドロップシャドウによって奥行きが生まれるので、前面のレイヤーが浮き上がっ
ているように見えます。このため、ドロップシャドウは、2 つの重なり合ったレ
イヤーの間に存在する空間の印象を生み出すために頻繁に使用されます。
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第 7 章
基本的な合成
また、ドロップシャドウは背面のレイヤーの重なり合っている領域を暗くするた
めにも使用されます。したがって、前面のテキストにドロップシャドウを追加す
ると、多くの場合テキストが読みやすくなります。
Without a drop shadow
With a drop shadow
「インスペクタ」や HUD には各レイヤーにドロップシャドウのパラメータがあ
るため、レイヤーにドロップシャドウを簡単に追加できます。追加されたドロッ
プシャドウは、キャンバスで操作できます。
ヒント: 「Motion」には、3D レイヤーで照明を使用するときに正確なキャスト
シャドウを生成する機能も用意されています。キャストシャドウについて詳しく
は、「
シャドウ
」を参照してください。
重要:
テキストレイヤーには、「テキスト」インスペクタの「スタイル」パネ
ルに追加のドロップシャドウのパラメータがあります。テキストレイヤーのド
ロップシャドウについて詳しくは、「
ドロップシャドウを追加する
」を参照して
ください。