Motion 5 - パーティクル、リプリケータとラスタライズ

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パーティクル、リプリケータとラスタライズ

グループがラスタライズされると、そのグループのパーティクルおよびリプリ
ケータエレメントが影響を受けるため、想定通りにほかのレイヤーやグループに
作用しなくなることがあります。パーティクルとリプリケータは、ラスタライズ
されたグループのエレメントに 3D では引き続き作用します。

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付録 A

ラスタライズについて

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次の例は、ラスタライズが 2D グループ内のパーティクルにどのように影響する
かを示しています。最初のイメージでは、ラスタライズされていない 2D グルー
プに、「追加」ブレンドモードに設定されたパーティクルエミッタが含まれてい
ます。パーティクルは、「レイヤー」リスト内でエミッタの下にあるグループ
(赤みを帯びたテクスチャを含むグループ)に作用します。パーティクルは、基
礎となるグループのピクセルとブレンドします。

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付録 A

ラスタライズについて

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次のイメージでは、パーティクルエミッタを含むグループがラスタライズされて
います。パーティクルエミッタの「追加」ブレンドモードが、「レイヤー」リス
ト内で下にあるグループに作用しなくなります(パーティクルのエッジの周りに
ある暗色のリングに注目)。

3D パーティクルエミッタは、属しているグループと関係なくラスタライズされ
る可能性があります。その結果、パーティクルが想定通りに同じグループ内のオ
ブジェクトに作用しないことがあります。たとえば、「ブラー(円)」フィルタ
をパーティクルエミッタに適用すると、パーティクルは同一グループ内のほかの
オブジェクトと相互に作用しなくなります。3D グループのラスタライズと 3D
パーティクルエミッタのラスタライズは、同じ操作によって実行されます。この
影響を最小限に抑えるには、フィルタをエミッタのソースオブジェクトに適用す
るか、「エミッタ」インスペクタで「3D」チェックボックスの選択を解除しま
す。

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付録 A

ラスタライズについて

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グループまたは 3D パーティクルエミッタがラスタライズされると、グループは
グループ外のオブジェクトと交差しなくなります。以下の左側のイラストでは、
パーティクルエミッタが含まれているラスタライズ前のグループが、別のグルー
プのイメージと交差しています(「パーティクルをレンダリング」が「グローバ
ル 3D で」に設定されている場合)。右側のイラストでは、星のパーティクルの
グループに適用された「ブルーム」フィルタによってラスタライズが実行されて
おり、エミッタが別のグループのイメージと交差しなくなっています。

メモ: ベクトルグラフィックスとは異なり、ラスタライズされた 2D グループは、
「グループ」インスペクタで「固定解像度」チェックボックスが選択されている
場合に拡大すると、画質が低下するおそれがあります。

次の左の図では、リプリケータを含むラスタライズされていないグループがほか
のグループのイメージと交差しています。右の図では、リプリケータグループに
「ブラー(グラデーション)」フィルタが適用されたのでリプリケータグループ
がラスタライズされています。そのため、リプリケータはほかのグループのイ
メージと交差していません。

2D および 3D グループのラスタライズについて詳しくは、「

グループとラスタラ

イズ

」を参照してください。

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付録 A

ラスタライズについて