Motion 5 - シーケンスコントロールのパラメータを調整する

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シーケンスコントロールのパラメータを調整する

シーケンスのアニメーションを作成した後、シーケンスコントロールのパラメー
タを使って、シーケンスがリプリケータのパターンを移動する方法を変更できま
す。次のセクションでは、前の例で使用したプロジェクトを続けて使用します。

シーケンスがパターンを移動する方法を変更するには

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「シーケンスリプリケータ」ビヘイビアを選択した状態で、「ビヘイビア」イン
スペクタを表示します。

2

シーケンス処理の効果を確認するため、プロジェクトを再生します(スペース
バーを押します)。

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リプリケータを使う

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デフォルトではシーケンス処理は「終了」に設定されています。これは、アニ
メーションがセルの最初の値から始まり、そのパラメータの「シーケンスリプリ
ケータ」ビヘイビアで設定した値まで移動することを示します。シーケンスのア
ニメーションの始点は、パターンのビルドまたは開始点(「リプリケータ」イン
スペクタの「開始点」パラメータまたは「ビルドスタイル」パラメータで指定)
に基づいています。この例では、パターンの開始点のエレメントは、完全に不透
明、調整が 100 %、回転が 0 度の状態から始まります。シーケンスがパターンの
最後に向かって移動するにつれて、エレメントは透明になっていき(最後は完全
に透明になります)、190 %に拡大され、160 度回転します。

3

「シーケンス処理」ポップアップメニューで、「開始」を選択します。

アニメーションは、「シーケンスリプリケータ」ビヘイビアで設定した値から、
セルの最初の値まで移動します。これは「終了」シーケンス処理オプションとは
逆の処理です。

4

「シーケンス処理」ポップアップメニューで、「スルー」を選択します。

シーケンスはセルの最初の値から始まり、「シーケンスリプリケータ」で設定し
た値まで変化し、さらに最初の値まで戻るという完全なアニメーションを全体を
通して実行します。これは、「終了」および「開始」の 2 つのシーケンス処理を
組み合わせた場合に似ています。

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リプリケータを使う

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5

「ユニットのサイズ」ポップアップメニューから「すべて」を選択します。

シーケンスのアニメーションは、リプリケータのすべてのエレメントに同時に適
用されます。デフォルトは「オブジェクト」です。これにより、シーケンスのア
ニメーションは、パターンの開始点に基づいて、リプリケータのエレメントに適
用されます。

Unit Size set to All

Unit Size set to Object

6

「ループ」の値を増やします(最低でも 3 に設定します)。

デフォルトでは、シーケンスのアニメーションは全編が 1 回再生されます。「ルー
プ」パラメータの値は、リプリケータオブジェクトの継続時間中、アニメーショ
ンが繰り返される回数を指定します。

7

「終了時の状態」ポップアップメニューから「ピンポン」を選択します。

デフォルトでは、「終了時の状態」パラメータは、「ホールド」に設定されてい
て、シーケンスのアニメーションを 1 サイクル実行した後、最初からもう一度サ
イクルを開始します。「ピンポン」に設定すると、アニメーションが順方向に 1
回再生された後、逆方向に再生され、再び順方向に再生されるといったように再
生されます。

メモ: 「ループ」の値が 1 以下の場合、「終了時の状態」パラメータは意味を持
ちません。