押し出し
手前側と後方側を作成して間隔を空け、それらがつながるようにエッジを押し出
すことによって、オブジェクトの奥行きをシミュレーションします。
メモ: このフィルタは奥行きをシミュレートするだけで、「押し出し」フィルタ
を適用したオブジェクトが「Motion」の 3D 成分と相互に作用することはありま
せん。
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第 19 章
フィルタを使う
3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズにつ
いて詳しくは、「
ラスタライズについて
」を参照してください。
Original image
Extrude applied
「インスペクタ」のパラメータ
角度:
オブジェクトが押し出される角度を設定します。オンスクリーンコント
ロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
ディスタンス:
オブジェクトが押し出される距離を設定します。オンスクリー
ンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
クリッピング:
押し出しがクリップされる距離を設定します。
後方側のサイズ:
後方のオブジェクトのサイズを、元のサイズとの比で設定し
ます。
表面のブライトネス:
オブジェクトの表面に適用するブライトネスレベルを設
定します。
手前側のブライトネス:
オブジェクトの手前側に適用するブライトネスレベル
を設定します。
後方側のブライトネス:
オブジェクトの後方側に適用するブライトネスレベル
を設定します。
押し出しのスタイル:
オブジェクトのサイドを押し出すときに使う方法を選択
します。「陰影」または「グラデーション」を選択できます。「陰影」を選択す
ると、オブジェクトのエッジのピクセルのカラー値が押し出しに沿って使われま
す。「グラデーション」を選択すると、グラデーションプリセットまたはカスタ
ムグラデーションが使用できます。
グラデーション:
オブジェクトに適用するグラデーションプリセットを選択し
ます。カスタムグラデーションを編集するのに使うこともできます。グラデー
ションは「押し出しのスタイル」が「グラデーション」に設定されているときに
のみ、適用されます。
ミックス:
元のイメージとフィルタを適用したイメージをブレンドする割合を
設定します。
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第 19 章
フィルタを使う
OSC を公開:
「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公
開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、
「
Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する
」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: 角度, ディスタンス, クリッピング, 後方
側のサイズ, 表面のブライトネス, 手前側のブライトネス, 後方側のブライトネス,
押し出しのスタイル, および グラデーション.