Motion 5 - クランプ

background image

クランプ

このビヘイビアを使うと、アニメートされるパラメータの最小値と最大値を定義
できます。次の図では、中央の星に 2 機の飛行機のシェイプに影響するように設
定した「渦巻き」ビヘイビアが適用されています。その結果、飛行機は赤のアニ
メーションパスで示されているように、中央の星の周りを旋回します。

次のイラストでは、「クランプ」ビヘイビアが外側の飛行機のシェイプの「X」
位置パラメータに適用されています。「最大」値は 230 に、「最小」値は 0 に設
定されています。その結果、イメージは右には 230 ピクセルまで、左には 0 ポイ
ントを超えない範囲でしか移動できなくなり、半円のアニメーションが作成され
ます。つまり、アニメーションパスが「固定され」ます。

円のモーションパスも実質上、半分に切られています。「最小」の値フィールド
に負の値を入力すると、イメージは 0 ポイントを超えて移動します。

484

9

ビヘイビアを使う

background image

「インスペクタ」のパラメータ

クランプ値:

パラメータ値を最小、最大、または最小と最大の両方のどの選択

肢に固定するかを選択できるポップアップメニューです。

最小:

アニメートされるパラメータの最小変化量を定義する値スライダです。

最大:

アニメートされるパラメータの最大変化量を定義する値スライダです。

値は、パラメータ割り当てに応じて、パーセント、ピクセル、または度のいずれ
かになります。たとえば、「回転」パラメータに「クランプ」を適用した場合、
「最小」と「最大」の値は度になります。「クランプ」を「X」位置パラメータ
に適用した場合、値はピクセルになります。

適用:

「適用」ポップアップメニューには、影響を受けるパラメータが表示さ

れ、このビヘイビアを別のパラメータに割り当て直すのに使うことができます。

HUD コントロール
HUD では、クランプを「最小」、「最大」、または「最小と最大」のいずれか
に設定し、パラメータの割り当てを調整できます。

関連ビヘイビア

クォンタイズ