Motion 5 - パーティクルライブラリを使う

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パーティクルライブラリを使う

プロジェクトにパーティクルシステムを追加する最も簡単な方法は、「ライブラ
リ」の「パーティクルエミッタ」カテゴリにあるプリセットを使うことです。さ
まざまな種類のパーティクルエフェクトがあり、その中から選択することができ
ます。目的に近いものが見つかったらプロジェクトに追加して、後からパラメー
タを簡単にカスタマイズできます。パーティクルシステムをプロジェクトに追加
する方法は、ほかのオブジェクトの場合とまったく同じです。

「ライブラリ」からパーティクルシステムを追加するには

1

「ライブラリ」で「パーティクルエミッタ」カテゴリをクリックします。

2

「SF」、「パイロ」、「自然」などのパーティクルサブカテゴリをクリックしま
す。

3

「ライブラリ」スタックでパーティクルプリセットを選択します。

選択したパーティクルエミッタのアニメーションプレビューは、プレビュー領域
で再生されます。

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パーティクルを操作する

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メモ: プレビューの再生が始まらない場合は、プレビュー領域の「再生」ボタン
をクリックします。「ファイルブラウザ」または「ライブラリ」で選択した項目
が自動再生されるようにするには、「Motion」>「環境設定」と選択し(または
Command +カンマ記号(,)を押し)、「一般」パネルの「ファイルブラウザと
ライブラリ」セクションにある「シングルクリックで自動的に項目を再生」チェッ
クボックスを選択します。

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使いたいパーティクルプリセットが見つかったら、以下のいずれかの操作を行い
ます:

• 「適用」ボタンをクリックして、選択したパーティクルシステムをプロジェク

トに追加します。キャンバスの中央に追加されます。

メモ: 「Motion」環境設定の「プロジェクト」パネルで、「レイヤーの作成位
置」を「プロジェクトの先頭」に設定した場合、先頭のフレームにパーティク
ルシステムが追加されます。

• パーティクルシステムを、「ライブラリ」スタックからキャンバス内の表示し

たい位置までドラッグします。

• パーティクルシステムを、「ライブラリ」スタックから「レイヤー」リストま

たは「タイムライン」のグループにドラッグします。パーティクルシステムが
キャンバスの中心に表示されます。

• パーティクルシステムを、「ライブラリ」スタックから「タイムライン」のト

ラック領域にドラッグします。新しいパーティクルを開始したいフレームまで
ドラッグしたら、マウスボタンを放します。

新しいパーティクルシステムのレイヤーが、すでに追加されているほかのレイ
ヤーと合成されてプロジェクトに表示されます。

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パーティクルを操作する

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モーションブラーおよびパーティクル

以下のパーティクルエミッタの効果を最適化するには、プロジェクトでモー
ションブラーを有効にします:

• Jelly Bands

• Light Transit 01

• Light Transit 02

• Light Transit 03

• Light Transit 04

• Rain Streaks

• Silly String 01

• Silly String 02

メモ: モーションブラーを有効にするには、キャンバスの上のステータスバー
にある「レンダリング」ポップアップメニューで「モーションブラー」を選択
するか、「表示」>「レンダリングオプション」>「モーションブラー」と選
択します(または Option + M キーを押します)。

「ライブラリ」からパーティクルシステムを追加すると、プレビュー領域に表示
されていた通りに動作します。必要に応じて、HUD でパーティクルシステムの
エミッタパラメータを編集すると、独自の用途に合わせることができます。

メモ: プロジェクトに追加した後でなければ、パーティクルシステムは変更でき
ません。

HUD には、作成されたパーティクルのサイズおよび数、パーティクルが画面上
に表示されている時間、パーティクルの移動速度およびその移動する方向と領域
など、選択したパーティクルシステムの最も基本的なパラメータが表示されま
す。HUD でセルのパラメータを編集するには、「レイヤー」リストまたは「タ
イムライン」で個々のセルを選択します。

パーティクルの HUD の使いかたについて詳しくは、「

パーティクルシステムの

エミッタをカスタマイズする

」を参照してください。パーティクルシステムのパ

ラメータをカスタマイズする方法の全般的な説明については、「

エミッタとセル

のパラメータ

」を参照してください。