HUD を使って簡単なスモークエフェクトを作成する
この例では、「エミッタ」HUD を使ってスモークエフェクトを作成します。「
カ
スタムの簡単なパーティクルシステムを作成する
」で作成したエミッタを使用し
てください。
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第 14 章
パーティクルを操作する
選択したパーティクルシステムを調整する前に、パーティクルシステムのエフェ
クトを完全に確認できるフレームまで、「タイムライン」で再生ヘッドをドラッ
グして進めておくと便利です。そうすれば、調整の結果をすぐに確認できます。
この例では、各パーティクルのサイズが大きすぎて、パーティクルシステムのテ
クスチャが見分けにくくなっています。
「エミッタ」HUD を使ってパーティクルのアピアランスを変更するには
1
「エミッタ」HUD で、「調整」スライダを左にドラッグし、各パーティクルの
サイズを小さくして個々のパーティクルがはっきりするようにします。
2
エミッタの HUD で放出コントロールの外側のリング(青い矢印付きの円)をク
リックして右にドラッグし、パーティクルが作成される領域(放出範囲)の角度
を制限する狭い範囲を指定します。
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第 14 章
パーティクルを操作する
ドラッグしていくと、放出範囲を決定する 2 点は、放出コントロールの中心の周
囲を対称に回転します。放出範囲が次のような右向きの角度になったら、マウス
ボタンを放します。(放出範囲を調整するとキャンバスでパーティクルの位置が
変化し、調整の結果をすぐに確認できます。)
3
パーティクルを上に向って放出させるには、放出範囲内をドラッグし、青い矢印
が中心のコントロールよりいくらか右よりの上方向を指すまで反時計回りに回転
させます。外側にドラッグし続けると、矢印が長くなります。
HUD での新しい設定を反映して、キャンバス内でパーティクルの放出角度がアッ
プデートされます。
留意事項:矢印の
アングルでパーティクルの放出角度を制御し、矢印の長さで
パーティクルの速度を制御します。矢印が長いほどパーティクルの動きが速くな
り、短いほど遅くなります。
この時点でパーティクルはすべて正しい方向に動いていますが、パーティクルの
数はあまり多くありません(まだ炎が弱いのでしょう)。
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第 14 章
パーティクルを操作する
4
エミッタの HUD で、「発生量」スライダを右側にドラッグして、エミッタで作
成されるパーティクルの数を増やします。
発生量を増やすと、より多くのパーティクルが作成され、ほぼ 1 つにまとまった
「スモーク」の列が形成されます。パーティクルはエミッタから遠ざかるにつれ
て、さらに離れていきます。
このように 1 つのオブジェクトを使って、ゆっくりと空に立ち上るスモークの列
を作ることができます。
HUD のコントロールは非常に便利ですが、「インスペクタ」の「エミッタ」パ
ネルおよび「パーティクルセル」パネルにはカスタマイズ可能なさらに多くのパ
ラメータが用意されています。詳しくは、「
エミッタとセルのパラメータ
」を参
照してください。