パーティクルシステムを使う
パーティクルシステムは洗練されているにもかかわらず、セットアップが簡単
で、使いかたもシンプルです。このセクションでは、「ライブラリ」の「パー
ティクルエミッタ」カテゴリからの作成済みパーティクルシステムの使いかたに
ついて説明します。その後で、簡単なパーティクルシステムを自作する方法につ
いて説明します。
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第 14 章
パーティクルを操作する
パーティクルシステムとレイヤーサイズ
パーティクルシステムは通常、消滅する前にキャンバスより大きくなったり、
キャンバスの端からはみ出して移動するパーティクルを作成することができま
す。このため、レイヤーまたはグループのサイズがキャンバスの寸法よりもは
るかに大きくなる場合があります。キャンバスからはみ出したパーティクルは
表示されません(「表示」メニューで「表示領域をすべて表示」が有効になっ
ている場合を除く)。ただし、プロジェクトにはそのまま残るため、処理する
ことは可能です。拡大するパーティクルを含むレイヤーにフィルタを適用する
場合、またはそのようなレイヤーをソースオブジェクトとして使う場合は、
「グループ」インスペクタにある「固定解像度」チェックボックスを選択しま
す(オブジェクトとしてグループを選択した場合のみ使用可能)。「固定解像
度」パラメータにより、グループに固有の幅と高さを設定できるため、その値
を超えたオブジェクトは切り取られます。詳しくは、「
グループのサイズを固
定する
」を参照してください。
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