「テキストをスクロール」のコントロール
スクロールの方向、速度、および位置を調整するときは、「ビヘイビア」インス
ペクタのパラメータを使用します。
スクロール方向:
このポップアップメニューでは、テキストスクロールの方向
を「水平」または「垂直」に設定します。
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第 17 章
テキストをアニメーションする
速度コントロール:
このポップアップメニューでは、スクロールまたはクロー
ルの速度を設定します。3 つのオプションがあります:
• 自動: 「タイムライン」でのビヘイビアの長さによってスクロールの速度が
決まります。つまり、ビヘイビアの長さによって、オブジェクトがキャンバス
上をスクロールまたはクロールするのにかかる時間が決まります。デフォルト
では、適用した「テキストをスクロール」ビヘイビアの継続時間は、適用先の
オブジェクトまたはグループと同じになります。
• 固定: このオプションでは、「スクロールレート」パラメータの値(ピクセ
ル/秒)によってスクロールの速度が決まります。
• カスタム: このオプションでは、スクロールするオブジェクトの開始位置と
終了位置を指定します(現在の位置からのオフセットで指定します)。
スクロールレート乗算:
このパラメータは、「速度コントロール」を「自動」
に設定したときに表示されます。スクロールの速度にスライダの値が乗算されま
す。値スライダ(スライダの右にある数値フィールド)には、スライダで調整可
能な範囲を超えた量を入力できます。
スクロールレート:
このスライダは、「速度コントロール」を「固定」に設定
したときに表示されます。スクロールの速度をピクセル/秒単位で設定します。
フリッカーを軽減:
このポップアップメニューでは、インターレース方式また
はプログレッシブ方式のディスプレイでちらつきを軽減するためにスクロール速
度を変更します。「スクロール方向」を「垂直」に設定し、「速度コントロー
ル」を「自動」または「カスタム」に設定した場合は、「なし」、「プログレッ
シブ」、または「インターレース」を選択できます。「スクロール方向」を「水
平」に設定し、「速度コントロール」を「自動」または「カスタム」に設定した
場合は、「いいえ」または「はい」を選択できます。
• なし: このオプションは、「スクロール方向」を「垂直」に設定したときに
表示されます。スクロールの速度は変更されません。
• プログレッシブ: このオプションは、「スクロール方向」を「垂直」に設定
したときに表示されます。プログレッシブ方式のディスプレイ(LCD テレビな
ど)でのちらつきを抑えます。「プログレッシブ」設定では、インターレース
方式のディスプレイ(CRT テレビなど)でのちらつき抑制は保証されません。
• インターレース: このオプションは、「スクロール方向」を「垂直」に設定
したときに表示されます。プログレッシブ方式のディスプレイ(LCD テレビな
ど)またはインターレース方式のディスプレイ(CRT テレビなど)でのちらつ
きを抑えます。
メモ: インターレース方式のディスプレイでちらつきを抑えるための最小速度
は 2 ピクセル/フレームで、プログレッシブ方式のディスプレイでちらつきを
抑えるための最小速度は 1 ピクセル/フレームであるため、「インターレー
ス」オプションの方がスクロール速度が速いことがあります。
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第 17 章
テキストをアニメーションする
• いいえ: このオプションは、「スクロール方向」を「水平」に設定したとき
に表示されます。インターレース方式またはプログレッシブ方式のディスプレ
イでちらつきを軽減するためのスクロール速度の変更を行いません。
• はい: このオプションは、「スクロール方向」を「水平」に設定したときに
表示されます。インターレース方式またはプログレッシブ方式のディスプレイ
でちらつきを軽減するためにスクロール速度を変更します。
レイアウトの書き換えを許可:
このチェックボックスを選択すると、テキスト
のレイアウトを手動で変更できます。たとえば、読み込んだ RTF テキストを水平
スクロールする場合、テキストは 1 行に配置されます。「レイアウトの書き換え
を許可」チェックボックスを選択すると、テキストはパラグラフ形式のままにな
ります。
メモ: このパラメータは、「テキストをスクロール」ビヘイビアをテキストオブ
ジェクトに適用したときにのみ表示されます。
オフスクリーンを開始:
このチェックボックスを選択すると、スクロールを開
始するためにテキストがキャンバス外に移動します。