レンズフレア
「レンズフレア」ジェネレータは、レンズの方を向いた明るい光源からの光が、
カメラのレンズ部分に含まれる、複数の部品によって屈折させられる結果、生じ
るものです。このフィルタを使うと、レンズフレアをシミュレートしてオブジェ
クトに適用することができます。
このフィルタは、映像の中で、明るい光源のシミュレーションを行うのに、使う
ことができます。
Original image
Lens Flare applied
「インスペクタ」のパラメータ
中心:
レンズフレアの中心の位置を設定します。
「項目を調整」ツールを使用すれば、オンスクリーンコントロールでこのパラ
メータを変更することもできます。詳しくは、「
画面のコントロールを使用して
ジェネレータを編集する
」を参照してください。
サイズ:
レンズフレアの輪の半径を設定します。
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第 18 章
ジェネレータを操作する
強度:
レンズフレアの強度を設定します。値の範囲は、0 〜 4 です。
減衰:
レンズフレアの減衰速度を設定します。値の範囲は、0 〜 10 です。
カラー:
レンズフレアの色を選びます。開閉用三角ボタンをクリックして
「赤」、「緑」、「青」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができま
す。
周囲のカラー:
レンズフレアの周囲の色を選びます。
リングのカラー:
レンズフレアの輪の色を選びます。
光線のカラー:
レンズフレアの中の光線の色を選びます。
光線の強度:
光線の強度を設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
光線の数:
レンズフレアの中の光線の筋の本数を設定します。値の範囲は、1
〜 100 です。
光線のノイズ周波数:
光線に含まれるノイズの周波数を設定します。値の範囲
は、1 〜 100 です。
光線のノイズレベル:
レンズフレアの光線に含まれるノイズのレベルを設定し
ます。値の範囲は、0 〜 20 です。
リングの半径:
レンズフレアの輪の半径を設定します。値の範囲は、0 〜 1 で
す。
リングの幅:
リングの幅を設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
グロー減衰:
レンズフレアが輝きを失う速さを設定します。値の範囲は、0 〜
20 です。
光線マップ:
レンズフレアの光線に使うよう選んだマップのサムネールを表示
する、イメージのウェルです。
イメージウェルの使いかたについて詳しくは、「
ソースウェル
」を参照してくだ
さい。
OSC を公開:
このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレー
トの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスク
リーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコント
ロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、「
Final Cut Pro X 用のテ
ンプレートを作成する
」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: サイズ, 強度, 減衰, カラー, 周囲のカラー,
リングのカラー, 光線のカラー, 光線の強度, 光線の数, 光線のノイズ周波数, 光線
のノイズレベル, リングの半径, リングの幅, グロー減衰, および 光線マップ.
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第 18 章
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