フィルタを使ってアルファチャンネルを操作する
シェイプやイメージマスクを使用してレイヤー内に透明部を作成する以外に、
フィルタを使用してレイヤーのアルファチャンネルを操作したり、さらには置き
換えたりすることもできます。
たとえば、「キーイング」フィルタはレイヤー内の色や輝度の値に基づいてアル
ファチャンネルを生成することで、透明部を作り出します。「キーイング」フィ
ルタは一般的にアルファチャンネル情報のないレイヤーに使用し、適用されるレ
イヤーに新しいアルファチャンネルが追加されます。キーイングフィルタの使い
かたについて詳しくは、「
キーイング
」を参照してください。
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第 20 章
シェイプ、マスク、およびペイントストロークを使う
キーイング効果を向上させるプロセス、つまりシェイプまたはイメージマスクを
使って、作成したアルファチャンネルをカスタマイズするには、特別なフィルタ
を使用する必要があります。どのようなフィルタでも、シェイプマスクやイメー
ジマスクに適用してそのマスクのエフェクトを修正できますが、このセクション
で説明する各フィルタは、レイヤーのアルファチャンネル全体を修正し、それに
はそのレイヤーに適用されているすべてのマスクやほかのフィルタの総計も含ま
れます。
たとえば、キーイングフィルタを適用している場合、「レイヤー」リストまたは
「タイムライン」ではそのレイヤーに対するマスクが 1 つも表示されていなくて
も、以下のフィルタを使用してアルファチャンネルの結果を修正することができ
ます。
• ブラー(チャンネル): このフィルタ(「フィルタ」ライブラリの「ブラー」
カテゴリにあります)では、アルファチャンネルに対して選択的にブラーを入
れることができます。水平方向と垂直方向のブラーを個別に設定できます。
Original (color channel)
Original (alpha channel)
Channel Blur (color channel)
Channel Blur (alpha channel)
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第 20 章
シェイプ、マスク、およびペイントストロークを使う
• マットマジック: このフィルタ(「フィルタ」ライブラリの「キーイング」
サブカテゴリにあります)では、アルファチャンネルのさまざまな属性(シュ
リンク、ぼかし、縮小)を操作することで、アルファチャンネルを微調整でき
ます。詳しくは、「
マットマジック
」を参照してください。
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第 20 章
シェイプ、マスク、およびペイントストロークを使う
「Motion」には、オブジェクトを本物の 3 次元空間に表示するプロジェクトを作
成するための堅牢なツールセットがあります。3D 環境内のオブジェクトが相互
に交差および作用するように、それらのオブジェクトを調整できます。カメラと
照明を使用したり、フィールドの深度、シャドウ、反射などの関連エフェクトを
適用したりすることもできます。
この章では以下の内容について説明します:
•
現実世界の座標
(ページ 1395)
•
3D 変形ツール
(ページ 1397)
•
3D ワークスペースと各種表示
(ページ 1408)
•
2D グループと 3D グループの交差
(ページ 1417)
•
カメラ
(ページ 1421)
•
ライティング
(ページ 1436)
•
シャドウ
(ページ 1444)
•
反射
(ページ 1456)
現実世界の座標