ビヘイビアとキーフレームの両方を使って、シェイプをアニメートすることがで
きます。「基本モーション」、「シミュレーション」、および「パラメータ」ビ
ヘイビアの使用以外に、シェイプには「シェイプ」ビヘイビアという独自の特別
なカテゴリがあります。「シェイプ」ビヘイビアを使うと、シェイプの個々のコ
ントロールポイントを反復、ランダム化、またはリグルしたり、シェイプのアウ
トラインを時間の経過と共に描いたり、シェイプのコントロールポイントにト
ラッキングデータを適用したりできます。
また、ツールバーの「ペイントストローク」ツールで作成したペイントストロー
クを、スタイラスペンによる描画方法に基いて修正することもできます。たとえ
ば、プロジェクトのペイントストロークに「筆圧を適用」ビヘイビアを適用し、
ストロークの描画に使った筆圧を不透明度にマップすることができます。結果の
ストロークは、そのストロークを描くときに最も力を強くした部分でより不透明
に表示されます。
「基本モーション」と「シミュレーション」ビヘイビアでは、「位置」、「回
転」、「調整」など、シェイプの複数のパラメータをアニメートできます。シェ
イプにビヘイビアを適用したときの動作は「Motion」内のほかのレイヤーと同じ
で、これらのパラメータによるキーフレームアニメーションがキーフレームエ
ディタに保存されます。
「基本モーション」、「パラメータ」、および「シミュレーション」ビヘイビア
の使いかたについて詳しくは、「
ビヘイビアを使う
」を参照してください。
「シェイプ」ビヘイビア
「シェイプ」ビヘイビアは、特に、「Motion」で作成されたシェイプに適用する
目的で設計されています。ストロークやほかのシェイプを描画した後、「シェイ
プ」ビヘイビアを適用してシェイプのコントロールポイントをリグル、反復、ま
たはランダム化するか、筆圧をさまざまなペイントストロークの特性にマップし
ます。
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第 20 章
シェイプ、マスク、およびペイントストロークを使う