補外
キーフレーム間の領域に補間を設定できるのに加えて、「Motion」で最初のフ
レームの前と最後のフレームの後ろの値を生成する方法も定義できます。これを
補外と言います。このような方法をパラメータに設定すると、元のキーフレーム
がある範囲以外にキーフレームが追加されます。これは、移動する背景などのエ
フェクトの継続時間を拡張する場合に便利です。いくつかの補外方法(「一定」、
「直線状」、「ピンポン」、「繰り返し」、および「プログレッシブ)は、アニ
メーションメニューの「最初のキーフレームの前」および「最後のキーフレーム
の後」サブメニューで使用できます。
最初のキーフレームの前にパラメータに補外方法を適用するには
µ
「キーフレームエディタ」のパラメータリストの 5 番目の列をクリックして、変
更するパラメータのアニメーションメニューを開いてから、「最初のキーフレー
ムの前」サブメニューで項目を選択します。
最後のキーフレームの後にパラメータに補外方法を適用するには
µ
「キーフレームエディタ」のパラメータリストの 5 番目の列をクリックして、変
更するパラメータの「アニメーション」ショートカットメニューを開いてから、
「最後のキーフレームの後」サブメニューで項目を選択します。
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第 12 章
キーフレームとカーブ
次の補外オプションは、「最初のキーフレームの前」および「最後のキーフレー
ムの後」サブメニューで使用できます:
• 一定: この方法(デフォルト)では、カーブの最初または最後のセグメント
を、最初または最後のキーフレームと同じ値のまま保持します。
• 直線状: この方法では、最初または最後のキーフレームの前と後ろで均等に、
既存の軌跡に沿ってカーブを延長します。
• ピンポン: この方法では、カーブをコピーして繰り返しますが、その際向き
を前後交互にします。
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第 12 章
キーフレームとカーブ
• 繰り返し: この方法では、カーブを複製し、何度も適用します。
• プログレッシブ: この方法では、カーブの既存の形状を繰り返してカーブを
延長しますが、まったく同じ値に戻さずに、既存のカーブの最後の値から繰り
返します。
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第 12 章
キーフレームとカーブ