Motion 5 - マットマジック

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「マットマジック」フィルタと「スピルの抑制」フィルタは、透明マットを使っ
てイメージを結合するコンポジットを微調整するために使用できます。これらの
機能の多くは「キーイング」フィルタと「ルミナンスキーヤー」フィルタにも含
まれています。「マットマジック」と「スピルの抑制」は、作成するマットを別
の手段で操作するための微調整フィルタと言えます。

マットマジック

「マットマジック」フィルタでは、マットのエッジを縮小したり、ぼかしたり、
縮めたりすることによって、難易度の高いキーの精度を高めることができます。

「インスペクタ」のパラメータ

シュリンク:

このスライダを使って、マットのコントラストを調整します。キー

となるマットの半透明領域をより透明にすると同時に、マットを小さくできま
す。

ぼかし:

このスライダを使って、キーとなるマットをぼやけさせます。エッジ

が一定の量だけにじんだ感じになります。

縮小:

このスライダを右にドラッグすると、キーの不透明部分のエッジから内

側に向かって透明度が徐々に増します。

レベル:

このグレイスケールグラデーションを使って、マットまたはアルファ

チャンネルのコントラストを変更します。3 つのハンドルをドラッグして、ブ
ラックポイント、ホワイトポイント、およびバイアス(ブラックポイントとホワ
イトポイント間のグレイ値の分布)を設定します。マットのコントラストを調整
することによって、キー内の半透明領域を操作できます。ホワイトポイントを下
げると、より多くの半透明領域が不透明になり、ブラックポイントを上げると、
より多くの半透明領域が透明になります。「バイアス」ハンドルを右にドラッグ
すると、キーの半透明領域がより透明になり、左にドラッグすると、キーの半透
明領域がより不透明になります。

黒、白、バイアス:

「レベル」行の開閉用三角ボタンをクリックすると、

「黒」、「白」、「バイアス」の各パラメータのスライダが表示されます。これ
らのスライダは、前述の「レベル」ハンドルの設定を反映しています。各スライ
ダの右側にある「キーフレームを追加」ボタンを使うと、3 つの「レベル」パラ
メータをキーフレームできます。「黒」、「白」、「バイアス」のパラメータを
キーフレームすると、ブルースクリーンまたはグリーンスクリーンの状態の変化
に対応した、より質の高いキーを生成できます。

ミックス:

このスライダを使って、フィルタを適用したイメージとブレンドす

る元のイメージの割合を設定します。100 %に設定すると、フィルタを適用した
イメージだけになり、0 %に設定すると、フィルタを適用していない元のイメー
ジになります。

HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: シュリンク, ぼかし, および 縮小.

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キーイング